「NFTマーケットプレイスってなに?」
「NFTで作品を売ったり買ったりするには、どこのサービスを使ったらいいの?」
最近、ニュースやSNSで話題のNFT。
NFTを売り買いできる場所としてNFTマーケットプレイスというサービスも注目を浴びています。
今回の記事では
- 国内外でオススメのNFTマーケットプレイス
- これから盛り上がりそうなNFTマーケットプレイス
- NFTマーケットプレイスを選ぶポイント
- NFTを売り買いするときに気をつけたい注意点
について解説します。
ぜひ、最後までごらんください。
1分要約
NFTマーケットプレイスの比較
- NFTマーケットプレイスとはNFTの作品を売り買いできる場所
- 現在1番オススメのNFTマーケットプレイスはOpenSea
- 国内のNFTマーケットプレイスは出品者が限られていることが多い
- NFTマーケットプレイスを選ぶポイントは手数料や取り扱っている作品の種類
- NFTマーケットプレイスに払う手数料のほかに仮想通貨の手数料がかかることがある
nftマーケットプレイスのオススメ6社を一覧でまとめてみた!
NFTマーケットプレイスの数は、最近とくに増え始めています。
なかでも、国内外問わず、現在活発に取引されていてるオススメのサービス6社を一覧にまとめました。
マーケットプレイス名 | 取り扱い作品 | 支払いに使えるもの | 手数料 | ウォレット |
OpenSea (オープンシー) | デジタルアート ゲームアセット トレーディングカード デジタルミュージック リティ | イーサリアム ポリゾン クレイゾン テゾス | 販売手数料:2.5% | MetaMask Torus Portis 他 |
Rarible (ラリブル) | デジタルアート ゲームアセット フォトグラフ デジタルミュージック | イーサリアム | 販売手数料:2.5% | MetaMask Torus Portis 他 |
SuperRare (スーパーレア) | デジタルアート | イーサリアム | 販売手数料:3.0% ギャラリー手数料:15% | MetaMask Fortmatic WalletConnect |
Coincheck NFT (β版) | ゲームアセット トレーディングカード | イーサリアム ビットコイン 他【計13通貨】 | 販売手数料:10% 出庫手数料:0.01~0.16ETH | MetaMask |
Adam byGMO (β版) | デジタルアートなど | イーサリアム クレジットカード 銀行振込 | 販売手数料:5% クレジットカード決済手数料 :3% 日本円振込手数料:300円 | MetaMask |
Nanakusa | デジタルアートなど | イーサリアム ポリゴン クレジットカード | 未公開 | MetaMask |
表を見るとわかるように、取り扱っている作品(コンテンツ)の種類や手数料などがかなり違いますよね。
次は、各サービスのくわしい内容を確認してみましょう。
nft マーケットプレイスおすすめの海外サービス3選
はじめに海外のオススメNFTマーケットプレイスを確認しましょう。
NFTは、海外から盛り上がりはじめました。
そのため、2021年現在、海外のNFTマーケットプレイスのほうが充実している状況です。
海外のオススメNFTマーケットプレイスは以下の3社。
海外のおすすめNFTマーケットプレイス
- OpenSea
- Rarible
- SuperRare
1つずつサービスを解説します。
海外のおすすめNFTマーケットプレイス1.OpenSea
OpenSeaは、世界最大規模のNFTマーケットプレイスです。
2021年8月、1ヶ月間のアクティブユーザーは約22万人。
400万点を超えている出品数も魅力です。
日本人の有名なクリエイターもOpenSeaで出品をしています。
OpenSeaで出品している有名クリエイター
- 村上隆(アーティスト)
- せきぐちあいみ(VRクリエイター)
- 西野亮廣(お笑い芸人/キングコング)
特徴は、出品が簡単で、誰でも作品を販売できること。
そのため、安いものから超高価な作品まで流通しています。
仮想通貨のみの決済になりますが、イーサリアム以外にも、ポリゴン、クレイトン、テゾスにも対応中。
OpenSeaで対応している仮想通貨
単位はETH。
ビットコインの次に人気や知名度が高い。
多くのNFTマーケットプレイスで取引に利用されることが多い
単位はMATIC。
イーサリアムと互換性があるため、イーサリアムが使えるサービスではポリゴンも使えることが多くあります。
イーサリアムより手数料が安くなるため、現在注目されている仮想通貨の1つ。
単位はKLAY。
韓国のインターネットサービス大手カカオの子会社が開発した。
ブロックチェーンの専門知識がなくても使いやすい仮想通貨を目指している。
単位はXTZ。
バグや不具合が発生しにくく、サービスを作る側が使いやすい仮想通貨として注目されている。
どの仮想通貨を使って売るかは、販売者が出品するときに選択できます。
現在は、イーサリアムで取引している出品者が多い印象です。
また自分が購入した作品を、再びOpenSeaで販売する「二次販売」も可能です。
最初に出品するときに設定しておけば、二次販売されたとき、制作者にも一部の料金が支払われる制度もあります。
NFTマーケットプレイスを利用したいけど、どこを使っていいかわからないときはOpenSeaがオススメです。
OpenSeaのくわしい始め方は「nftマーケットプレイス・オープンシーまとめ」の記事でも解説しています。
海外のおすすめNFTマーケットプレイス2.Rarible
2020年にアメリカのRarible社がサービスを開始したマーケットプレイス。
NFTマーケットプレイスのなかでも新しいサービスですが、OpenSeaに迫る人気を博しています。
大きな特徴は、Raribleを使うと独自の「RARI」という独自の仮想通貨をもらえること。
RARIは、Rarible内で作品を買うときに利用できます。
さらに、RARIをもっているだけでRarible内に展示する作品を選べるなどのメリットがあります。
ただし、RARI自体は2021年9月現在、日本国内の取引所では利用できません。
また、Raribleのサイトページでは日本語表示もできますが正しく翻訳されません。
利用するときは、英語表示で操作したほうが安心です。
海外のおすすめNFTマーケットプレイス3.SuperRare
3つめの海外オススメNFTマーケットプレイスは、2018年からサービスを開始した、SuperRare。
アメリカのSuperRare社が運営しています。
審査をクリアしたトップクリエイターしか出品できないため、クオリティの高い作品のみが売り出されているのが特徴です。
そのため、全体的に販売価格が高い傾向です。
ただし、そのぶん投資価値のある作品ばかりなので、安心して購入できることがメリットです。
NFTという言葉が一般化する前から多くのデジタル作家に愛されているサービスなので、固定のファンが多いサービスです。
nft国内のプラットフォームのオススメ一覧!代表的な3社を紹介
日本国内でもNFTを取引するマーケットプレイスが増えてきました。
しかし、海外に比べると規模は小さめで、出品者も限られているところが多いようです。
今回は、大手のサービスが運営するなかでも注目が集まっているサービス3つをご紹介します。
国内のおすすめNFTマーケットプレイス
- Coincheck NFT(ベータ版)
- Adam byGMO(ベータ版)
- Nanakusa
ベータ版とは
正式版を発表する前にユーザーに使用してもらうための試用サンプル版のこと。
Coincheck NFTとAdam byGMOはベータ版ですが、初心者でも使いやすく期待値の高いサービスです。
1つずつくわしく見ていきましょう。
国内のおすすめNFTマーケットプレイス1.Coincheck NFT(ベータ版)
仮想通貨取引所のCoincheckが2021年3月に開始したNFTマーケットプレイスです。
仮想通貨取引サービスと一体になったNFTマーケットプレイスなので、初心者でもわかりやすく、多くの種類の仮想通貨に対応しています。
出品側が販売するときに取引したい仮想通貨を選ぶ仕組みです。
Coincheck NFTで使える仮想通貨
- ビットコイン
- イーサリアム
- リスク
- リップル
- ネム
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
- モナコイン
- ステラルーメン
- クアンタム
- ベーシックアテンショントークン
- アイオーエスティー
- エンジンコイン
現在の主な取り扱い作品は以下の通りです。
Coincheck NFTの主な取扱作品
- CryptoSpells(NFTゲーム)
- The Sandbox(NFTゲーム)
- Sorare(NFTゲーム)
- NFTトレカ
売買時に手数料(ガス代)がかからないことなどが大きなメリットです。
しかし、取引をしたい場合はCoincheckで口座を作る必要があります。
英語ではなくすべて日本語のサービスを利用したい、ゲームやトレカに興味がある人にオススメのサービスです。
国内のおすすめNFTマーケットプレイス2.Adam byGMO(β版)
Adam byGMOは、インターネットに関するサービスを展開しているGMOインターネット株式会社が運営しています。
デジタルアート等の作品を中心に、1,192点のNFTが出品されています。
大きな特徴は、仮想通貨だけではなくクレジットカードを使ってNFTを購入できること。
クレジットカードで支払えるから、
- 仮想通貨がよくわからない
- 仮想通貨を使うのが不安
という人でも利用しやすいですね。
ただし、現段階で一般の人は出品できません。
限られた36名の漫画家、イラストレーターが作品を出品しています。
現在はベータ版のサービスですが、正式版では一般の人でも出品可能になる予定です。
国内のおすすめNFTマーケットプレイス3.Nanakusa
Nanakusaは、株式会社スマートアプリが運営しているNFTマーケットプレイスです。
Nanakusaで出品したいときは、事前に審査を受ける必要があります。
現在100を超えるアーティストが公認クリエイターとして活躍しています。
Nanakusaで活躍するクリエイター
- デジタルアート
- 3Dアート
- ピクセルアート
- フォトグラファー
- ミュージシャン
- 映像クリエイター
- Vtuber
全体的に現代的な芸術作品が多く、動画などの作品もあるのが特徴です。
利用できる通貨
- イーサリアム
- ポリゴン
nftマーケットプレイスでこれから注目したいサービス8社を一覧でチェック
オススメとして紹介したサービス以外でも、注目を浴びているNFTマーケットプレイスはまだまだあります。
なかでも、とくに今後期待できそうな世界のNFTマーケットプレイス8社をご紹介します。
注目されいてるNFTマーケットプレイス
- NFTStudio
- Foundation
- Crypto.com NFT Platform
- NFT SHOWROOM
- KnownOrigin
- Enjin Marketplace
- treasureLand
- MakersPlace
1つずつくわしく見ていきましょう。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧1.NFTStudio
最初は、日本国内のNFTマーケットプレイス「NFTStudio」。
「CryptoGames株式会社」が運営するサービスです。
主に、イラスト作品が多く出品されています。
出品しているのは、NFTStudio公認のクリエイターのみ。
販売されている作品のクオリティも高いものばかりです。
使える仮想通貨はポリゴン。
仮想通貨を持っていなくても、クレジットカードで購入することも可能です。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧2.Foundation
Foundationは、アメリカのNFTマーケットプレイスです。
大きな特徴は、すでにFoundationを利用しているユーザーから招待をもらわないと出品できないところ。
知り合いから招待してもらう以外では出品できないため、難易度が非常に高いサービスです。
ただし、もし出品できた場合、ライバルが少ないので目立ちやすく、高値で買ってもらえる確率も高くなります。
作品は全体的に、3D、CG系のアーティストが多い傾向です。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧3. Crypto.com NFT Platform
香港の会社が運営するNFTマーケットプレイス。
Crypto.com NFTは独自のブロックチェーン(Crypto.orgチェーン)を利用しています。
なんと出品者も購入者も手数料がかからないうえに、購入されたら価格の10%が制作者に支払われます。
また、クレジットカードでの支払いもできるので仮想通貨なしでも購入可能!
出品者も購入者も使いやすいサービスです。
出品されているNFT作品のジャンルは、アート系の作品が多くあります。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧4.NFT SHOWROOM
NFT SHOWROOMは、暗号通貨のHiveを使える唯一のNFTマーケットプレイスです。
Hiveとは
2020年に誕生したばかりの仮想通貨。
単位はHIVE。
使いやすい仮想通貨の1つと言われ、幅広いサービスが展開されつつある。
たとえば、ブログ記事を書いて読者から「いいね」をもらえると仮想通貨Hiveがもらえるというサービスなどが開始している。
2021年5月時点で、1,135人のアーティストが参加し、7642個のNFTが販売されたと公表しています。
出品するときは、販売価格の10%を手数料として支払う必要があります。
仮想通貨Hiveと一緒に注目されているNFTマーケットプレイスです。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧5.KnownOrigin
KnownOriginは、イギリスの大手仮想通貨取引所のGeminiが運営しているサービスです。
Geminiは、仮想通貨の業界では著名人であるウィンクルボス兄弟が設立したことで有名。
ウィンクルボス兄弟とは
2010年公開の映画「ソーシャル・ネットワーク」で、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグの敵役として描かれ有名になった兄弟。
早くから仮想通貨ビットコインへの投資を開始し、「世界の仮想通貨長者ランキング」で4位になったこともある。
出品時は手数料として15%支払う必要があります。
しかし、購入するときの手数料は無料です。
2020年5月の時点で、2,223人のクリエイターが出品し、21,041個のNFT作品が販売されています。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧6.Enjin Marketplace
マーケットプレイスEnjin Marketplaceは、シンガポールを拠点するEnjin PteLtdが運営しています。
仮想通貨エンジンコインが使え、ゲームアイテムが購入できるなど、ゲームに特化しているのが特徴です。
通貨はイーサリアムとエンジンコインが使えます。
エンジンコインとは
仮想通貨の1つで単位はENJ。
ほかの仮想通貨と違い、ゲームで勝つとエンジンコインがもらえるなど、投資以外でも増やせるチャンスがある。
日本国内では、仮想通貨取引所Coincheckで購入することも可能。
ゲームを開発しているCryptoGames株式会社がNFTを出品するなど、ゲーム業界から注目されているNFTマーケットプレイスです。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧7.treasureLand
treasureLandは、バイナンススマートチェーンを利用したNFTマーケットプレイスです。
バイナンススマートチェーンとは
仮想通貨の1つで単位はBSC。
大手暗号通貨取引所のBINANCE(バイナンス)が運用している。
treasureLandでNFTを購入するにはイーサリアムではなく、バイナンススマートチェーンが必要です。
バイナンススマートチェーンは、暗号通貨取引所BINANCEに登録して購入できます。
イーサリアムの取引だと高いガス代(手数料)を低料金にすることができるため、注目を浴びています。
イーサリアムのガス代とは
イーサリアムを使った取引で発生する、手数料のこと。
イーサリアムでは売買の際、承認作業や記録を手作業で残しているため、作業人(マイナー)に手数料を払っている。
nftマーケットプレイス注目サービス一覧8.MakersPlace
MakersPlaceは、写真共有サービス「Pinterest」の元従業員が設立したNFTマーケットプレイスです。
ネットショッピングをする感覚でNFT取引ができたり、クレジットカード決済ができるのが特徴です。
使いやすいサービスなので、2021年だけで利用者が10倍に増えています。
全体的にスタイリッシュなアート作品が多いのも特徴です。
NFTマーケットプレイスとは?NFTを売ったり買ったりできる場所
NFTマーケットプレイスとはどんなことができるサービスなのか、あらためて確認してみましょう。
NFTマーケットプレイスでは、一般的に以下の4つのことができるサービスです。
NFTマーケットプレイスでできること
- NFTを製作・発行
- 製作したNFTを出品(販売)
- 出品されているNFTを購入
- 購入したNFTを再度販売
とくに、4.購入したNFTを再度販売できるというのが他のネットショップと違うところです。
日本だと、いわゆる「転売」と呼ばれる二次販売がNFTでは当たり前のように行われています。
また、サービスによっては二次販売で売れたとき、NFTを製作して最初に販売した人も料金の一部がもらうことができます。
つまり、欲しがる人の多い作品を作れば、転売されるチャンスが増え、購入されるたびに料金が支払われるのです。
NFTマーケットプレイスの比較をまとめると見えてきた3つの選ぶポイント
NFTマーケットプレイスを多く紹介してきましたが、
- 初心者はどこのサービスを使ったらいいかわからない
- NFTマーケットプレイスを選ぶときに見るポイントを知りたい
という疑問をもつ人もいますよね。
NFTマーケットプレイスを選ぶときのポイントは3つ!
選ぶポイント3選
- 手数料の高さ
- 対応している業界
- 欲しいNFT作品があるかどうか
1つずつ解説します。
NFTマーケットプレイスの比較してわかった選ぶポイント1.手数料
はじめに確認したいのが、NFTマーケットプレイス自体に支払う手数料。
手数料は、0円のところから高額なマーケットまで存在します。
また、多くの場合、マーケットプレイスへの手数料とは別に、ガス代と呼ばれる仮想通貨に支払う料金も発生します。
そのため、安いNFT作品を買ったつもりなのに、支払う料金が思った以上に高くなってしまうことも……。
出品するときの手数料と購入するときの手数料が違うサービスもある点も、注意が必要です。
NFTマーケットプレイスの比較してわかった選ぶポイント2.対応している業界かどうか
NFTマーケットプレイスの中には、専門性の高いことろもあります。
専門性の高いNFTマーケットプレイス
- 「CoincheckNFT」・・・ブロックチェーンゲームに特化
- 「Valuable」・・・ツイッターのつぶやき(ツイート)を売買することに特化
NFTマーケットプレイスの比較してわかった選ぶポイント3.欲しいNFTがあるかどうか
当たり前ですが、NFTを購入するときは欲しいNFT作品があるかどうかを確認するのもポイントです。
せっかく登録したのに、欲しいNFTがないのは悲しいですよね。
購入したい人は、好きな作品があるかどうかもNFTマーケットプレイスを選ぶポイントにしてくださいね。
NFTマーケットプレイスの一覧をまとめてわかった3つの注意点
NFTマーケットプレイスを調べていると、共通している注意点もわかってきました。
共通する注意ポイント
- 購入後のキャンセルや返品はできない
- ユーザー同士の取引なので低品質の作品もある
- 料金を支払う仮想通貨の価格変動に振り回される
1つずつくわしく解説します。
nftマーケットプレイスを比較してわかった注意点1.購入したあとのキャンセルや返品ができない
NFT作品は、基本的にキャンセルや返品ができません。
まだ、新しいサービスばかりなので、クーリングオフのように購入後、消費者を守る仕組みが出来上がっていないのが現状です。
購入時は、商品の内容をよく確認してから支払いをしましょう。
nftマーケットプレイスを比較してわかった注意点2.ユーザー同士の取引なので低品質の作品もある
誰でも出品できるマーケットプレイスだと、低品質の作品が出回っていることもあります。
誰でも出品できるということは、誰でも簡単にNFTを作成できるということ。
なかには盗作や贋作など、違法まがいの作品が紛れている可能性もあります。
購入前に、作品を確認したり、アヤシイものはよくチェックしてから手続きをするなどの対策が必要です。
nftマーケットプレイスを比較してわかった注意点3.料金を支払う仮想通貨の価格変動に振り回される
NFTマーケットプレイスは、仮想通貨で支払うところがほとんどです。
仮想通貨は、毎日価格が変動しているため、同じ価格のNFTでも日本円にすると料金が変わってしまいます。
少しでも安くNFTを購入したい人は、定期的に仮想通貨の価格をチェックしましょう。
NFTマーケットプレイスを比較すると初心者が使うならOpenSeaが1番いいことわかった
「そうはいっても、初心者だし、仮想通貨もくわしくないからどこのNFTマーケットプレイスがいいかわからない……。」
という人もいますよね。
迷ったらOpenSeaを選べば大丈夫です!
理由は3つ。
OpneSeaを選べば大丈夫な理由
- 出品されているNFT作品が多く、ジャンルも幅広いこと
- OpenSeaのサイトは一部日本語にも対応しているので、基本的な操作はしやすいこと
- 取引実績が多いので信頼性がある
国内でも、出品、購入ともにOpenseaを利用している人が増えてきたので、安心感もあります。
nftマーケットプレイスを比較するときによくある質問
NFTマーケットプレイスに関する、よくある質問をまとめました。
疑問がでたときは、ぜひ参考にしてくださいね。
nftマーケットプレイスの手数料はいくらですか?
マーケットプレイスに支払う手数料は、サービスによって違います。
オススメとしてご紹介したNFTマーケットプレイスの手数料は、以下の通りです。
サービス | 販売手数料 | 購入手数料 |
Open Sea | 2.5% | 無料 |
Rarible | 2.5% | 2.5% |
SuperRare | 3.0% | 15%(一時販売の場合) |
Coincheck NFT(β版) | 10% | 0.01~0.16ETH |
Adam byGMO(β版) | 5% | 3%(クレジットカードの場合) |
Nanakusa | 未公開 | 未公開 |
仮想通貨へ支払う手数料は、価格が上下することも珍しくありません。
上記の手数料以外に、仮想通貨へ支払う手数料(ガス代)が発生する場合もあります。
手数料を確認してから決済ボタンを押しましょう。
nftマーケットプレイスのopenseaの始め方を教えてください
NFTマーケットプレイスに迷ったらOpenSeaから始めるのが1番安心です。
OpenSeaは、始め方も簡単!
OpenSeaの始め方
仮想通貨取引所に登録し、イーサリアムを購入
OpenSeaはイーサリアムでの取引が主流です。
すでに、購入したいNFT作品が決まっているならイーサリアムを購入しておきましょう。
イーサリアムを購入するためには、日本国内の仮想通貨取引所に登録する必要があります。
オススメの仮想通貨取引所は、DMMビットコイン
DMMビットコインならイーサリアムのお財布に送金する手数料が無料です。
スマホで本人確認ができれば、1時間ほどで登録が完了します。
MetaMaskに登録
MetaMaskは、イーサリアムを入れておくお財布のようなもの。
自分のイーサリアムをOpenSeaで使うときに必要になります。
OpenSeaに登録
OpenSeaのWebサイトへ行って、「作成」をクリックしましょう。
OpenSeaのアカウントが作れます。
名前など必要な情報を入力します。
OpenSeaとMetaMaskのアカウントを紐づける
OpenSeaのアカウントができたらMetaMaskのアカウントと紐づけます。
仮想通貨取引所からMetaMaskへ送金
すでに、購入したい作品が決まっていてイーサリアムを購入している場合、仮想通貨取引所からMetaMaskへ送金しましょう。
以上で、OpenSeaで作品を購入する準備が終わりました。
出品したい場合
OpenSea内でマイコレクションという作品をしまうフォルダを作り、NFTを発行する作業が必要です。
OpenSeaの始め方をさらに詳しく知りたい人は「nftマーケットプレイス、オープンシーまとめ」が参考になります。
nftマーケットプレイスのランキングが知りたいです
nftマーケットプレイスのオススメランキングを知りたいという声も聞きます。
NFT作品はジャンルが広いため、一概に順位をつけにくいのですが、取引額が多ければ活発なサービスという基準でランキングをつけてみました。
また、日本のnftマーケットプレイスはまだベータ版も多いので、海外のオススメマーケットプレイスに限定しています。
OpenSea(総取引額3,738億円)
Rarible(総取引額26億円)
SuperRare(取引額2,600万円)
取引している金額ではOpenSeaが圧倒的に多いですよね。
OpenSeaは活発に売り買いされていることがわかります。
nftマーケットプレイスを比較すると海外のOpenSeaが1番オススメ
今回の記事をまとめます。
まとめ
- 海外のおすすめマーケットプレイスはOpenSea、Rarible、SuperRare
- なかでも、OpenSeaはだれでも出品でき、活発なユーザーが多いのでとくにオススメ
- 国内のNFTマーケットプレイスならCoincheck NFT、Adam byGMO、Nanakusaがいいが、現在規模が小さい
- NFTマーケットプレイスを選ぶポイントは手数料や取り扱っている作品のジャンル
- NFTを購入するときは、返品やキャンセルができないことを覚えておく
NFTマーケットプレイスは、国内でも、楽天など大手企業の参入も予定されているなど、ますます盛り上がることが予想されます!
購入や出品をするときは、仮想通貨取引所としてDMMビットコインを利用すると手数料が安くなります。
ぜひ、使ってみてくださいね。
僕自身も、NFTアートを投稿していますので、ぜひ見ていって頂けると幸いです!